◆ 元の意味(古代)
中国古代では桜桃(ユスラウメ・ミザクラの類)を指す木の名であり、果実が連なる様子から「嬰」の音と意を借りた。
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KANJI ETYMOLOGY
ou/sakura
画数
10画
成り立ち
形声
部首
木
分類
常用漢字
桜は日本の春を象徴する花、桜(さくら)を表す字です。木と「嬰(エイ)」の音符の省略形からなり、もとは中国でユスラウメに似た果樹を指しました。日本では桜の花の華やかさと儚さを愛でる文化と結びつき、人名では春の華やぎ、愛らしさ、清らかさを託す字として広く用いられます。
ORIGIN
旧字は『櫻』。木偏に「嬰(エイ)」を音符として配した形声字。『説文解字』では木の名として記され、果実が首飾り(嬰)のように連なる木とされる。日本の常用漢字では「嬰」を簡略化した「夊+ツ」の形「桜」が用いられ、戦後の字体整理によって定着した。
構成要素
木(意符・樹木)+ 嬰の省略形(音符オウ/エイ)
STROKE ORDER
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MEANINGS
中国古代では桜桃(ユスラウメ・ミザクラの類)を指す木の名であり、果実が連なる様子から「嬰」の音と意を借りた。
現代日本では春に咲くサクラ(バラ科サクラ属)を指し、日本の国花的存在として春・華やかさ・はかなさの象徴である。
春の華やかさ、愛らしさ、清らかさ、可憐さを表す。日本らしい優美な印象を与える名乗り字として、特に女児名に好まれる。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。