◆ 元の意味(古代)
白い瑪瑙、馬具を飾る白玉
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
9画
成り立ち
形声
部首
玉(たまへん)
分類
人名用漢字
白く澄んだ瑪瑙、または馬の轡を飾る玉を指す清雅な一字。
ORIGIN
『説文解字』玉部に「珂は玉なり。玉に従い可声」とあり、声符「可」をとる形声字。藤堂明保『漢字源』は「白いめのうの一種」とし、轡(くつわ)に付けて鳴らす装飾玉「珂月」「珂佩」の用例を挙げる。白川静『字統』では可を呵に通じ「澄んだ音を発する」意を含むとし、馬具を飾って音を立てる白玉を指すと説く。古くは漢代以降の文献に頻出し、『玉篇』『広韻』にも「白瑪瑙也、亦螺属」と記され、貝の一種を指すこともあった。唐代の詩文では貴人の馬具の飾りとして「珂声」「玉珂」と詠まれ、清麗な響きの代名詞となった。日本では平安期から人名・地名に用いられ、清楚で涼やかな音感を持つ字として愛されてきた。落合淳思は可を「肯定の発声」と捉え、明朗な響きを持つ玉と解する。
構成要素
玉(意符:玉) + 可(声符:澄んだ音)
STROKE ORDER
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MEANINGS
白い瑪瑙、馬具を飾る白玉
白い玉、貝の一種、清らかな響きの玉
白玉のように清く澄んだ心と、涼やかな響きを放つ存在感を持つようにとの願い。
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※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。