◆ 元の意味(古代)
獣の皮を剥ぎ取る。獣皮。
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KANJI ETYMOLOGY
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画数
5画
成り立ち
会意
部首
けがわ
分類
常用漢字
獣の皮を手で剥ぎ取る、動物の表皮を表す字。
ORIGIN
「皮」は会意文字で、獣の皮を手(又)で剥ぎ取る動作を象った字形である。許慎『説文解字』皮部には「皮、剝取獸革者謂之皮、从又、爲省聲」とあり、獣の革を剥ぎ取ること、またその剥がされた皮そのものを本義とすると述べる。白川静『字統』は、字形の上部を獣の頭皮または毛皮の象形、下部の「又(手)」を皮を引き剥がす手の動作とし、皮を剥ぐ動作と剥がされた皮の両義を併せ持つとする。古代中国では獣皮の加工は重要な生活技術で、なめす前のものを「皮」、なめした後のものを「革」と区別したと指摘する。藤堂明保『漢字源』もまた、「皮」を獣の毛皮を手で引き剥ぐ会意とし、「表面を覆い包むもの」「うわべ」を核義とし、皮膚・果皮・樹皮・皮相のように、内部を覆う表層全般を指す語に用いられると説明する。日本語でも「かわ」と訓じ、表面・外側を表す。命名では字義が「うわべ」「剥ぎ取る」と直接的すぎるため用いられない。
構成要素
獣皮の象形+又(手)
STROKE ORDER
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MEANINGS
獣の皮を剥ぎ取る。獣皮。
かわ。物の表面。うわべ。
★命名忌避字。表層・剥ぐ意のため人名には用いない。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。