◆ 元の意味(古代)
土地の神を祀る祭壇・杜。
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KANJI ETYMOLOGY
sha
画数
7画
成り立ち
会意兼形声
部首
しめすへん
分類
常用漢字
土地の神を祀る杜(もり)。共同体と絆を象徴する字。
ORIGIN
「社」は意符の「示」と意符兼音符の「土」とから成る会意兼形声文字である。許慎『説文解字』示部には「社、地主也。从示、土。春秋傳曰、共工之子句龍爲社神。周禮、二十五家爲社、各樹其土所宜之木」と記され、土地の神を祀る祭祀、またその場所を意味すると説く。古代中国では、二十五戸の集落ごとに土地神を祀る祭壇を設け、その地に最も適した樹木を植えて聖域としたという。これが「社」の原型であり、共同体の精神的中心を成す存在であった。白川静『字統』では、「土」は土塊を盛って祭る土主(土地神の依代)の象であり、「示」と組み合わせて土地神を祀る祭場を表すと解する。社は単なる場所ではなく、人々が集い結束する共同体そのものの象徴であった。藤堂明保『漢字源』は、「社」が土地神の祭祀から発し、後に祭祀を執り行う集団、さらには「会社」「社会」のように人の集まりや組織を意味するに至ったと述べる。日本では古来より神社の意で使われ、土地と人とを結ぶ神聖な絆を表す字として親しまれてきた。
構成要素
示+土
STROKE ORDER
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MEANINGS
土地の神を祀る祭壇・杜。
神社。集団・組織。会社。
★人と人とを結び、地域や仲間を大切にする調和の人になるよう願う字。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。