◆ 元の意味(古代)
天をかける神獣たつ
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KANJI ETYMOLOGY
ryuu
画数
10画
成り立ち
象形
部首
りゅう
分類
常用漢字
天をかける神獣たつを象り、霊力・帝王・雄大な飛躍を象徴する瑞祥の字。
ORIGIN
「竜」は「龍」の俗体・新字体で、想像上の神獣たつを象った象形文字である。甲骨文・金文の龍字は、頭に冠状の角、長くうねる胴、爪や鱗を備えた巨大な蛇形の獣を描く。許慎『説文解字』龍部に「龍は鱗虫の長なり。能く幽、能く明、能く細、能く巨、能く短、能く長たり。春分にして天に登り、秋分にして淵に潜む」とあり、変幻自在で天地を往来する万能の神獣として記される。白川静『字統』は、龍は古代祭祀において雨を司る神獣として信仰され、王権と結びついて帝王の象徴となったと説く。さらに字形上、頭部の冠状部は神格を示す装飾、胴のうねりは雲気・水流・雷電を兼ね表すものであるとする。藤堂明保『漢字源』は、龍を「隆」「籠」と同系の音とし、「うねうねと長く盛り上がる」「立ち上がる勢い」を共通核とする語族と捉える。中国では伝説の四瑞獣(龍・鳳・麒麟・亀)の筆頭、十二支では「辰」にあたり、皇帝を「真龍天子」と称し、その衣を「龍袍」と呼ぶなど、最高位の象徴であり続けた。日本でも龍神信仰、登龍門の故事、雲龍図などに広く現れ、立身出世・力・霊性の象徴として親しまれる。命名では雄大さ、飛躍、運命を切り開く力を象徴する人気字。
構成要素
象形(神獣の形)
STROKE ORDER
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MEANINGS
天をかける神獣たつ
たつ、龍、神獣、帝王、雄大、飛躍
★霊力、雄飛、立身出世、最高位の象徴。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。