◆ 元の意味(古代)
五色の糸で施した刺繍
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KANJI ETYMOLOGY
shuu
画数
17画
成り立ち
形声
部首
糸(いとへん)
分類
人名用漢字
色糸で布に咲かせる、針一刺しの絵画。
ORIGIN
『説文解字』糸部に「繡、五采備也」とあり、五色を備えた縫い取り、すなわち刺繍を指す。本字は「繡」で、「繍」は俗字・略字として日本で常用される。形声文字で、意符「糸」と声符「肅(粛)」から成る。『字統』(白川静)は「肅」を「淵に臨み慎んで筆を執る」象形と解し、緊張を要する精緻な針仕事と意味的にも通じるとする。藤堂明保『漢字源』では「肅」をシュクと呼び「引き締めて整う」音義の核と説き、針目を整然と並べる刺繍の様と重なるとする。諸橋『大漢和辞典』は「錦繡」「繡帳」など華麗な装飾用例を引き、古代中国で帝王・貴族の儀礼衣装を彩った技と記す。日本へは飛鳥時代までに伝来し、天寿国繡帳(中宮寺)など仏教美術の頂点を成した。人名漢字としては『繡』が人名用漢字に含まれ、近年「美繍(みしゅう)」のように雅やかな名に用いられる。
構成要素
糸(いと)+肅(声符・整え粛む)
STROKE ORDER
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MEANINGS
五色の糸で施した刺繍
ぬいとり、刺繍、彩り豊かに飾る
一針ずつ丁寧に、彩り豊かな人生を描いていく人に。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。