◆ 元の意味(古代)
雛鳥が羽を繰り返し動かして飛ぶ稽古をする。
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KANJI ETYMOLOGY
shuu
画数
11画
成り立ち
会意
部首
はね
分類
常用漢字
習は雛鳥が日々羽を動かして飛ぶ稽古をするさまを表し、繰り返し学ぶことを意味する。
ORIGIN
『説文解字』羽部に「習は數(しばしば)飛ぶなり。羽に従ひ白聲」とあり、許慎は雛鳥が幾度も羽ばたいて飛ぶ練習をする意とする。ただし下部の「白」については古来異説があり、白川静『字統』は甲骨文・金文の字形から、下部は「白」ではなく「日」であって、雛鳥が日中に羽を動かして飛習する意を示す会意字と解する。すなわち羽+日の構成で、太陽の下で繰り返し羽を動かす象から「ならう」「重ねる」の義が生じ、『論語』学而篇の「学びて時に之を習ふ」の語に至るまで、反復習熟の根本義を保ったと述べる。藤堂明保『漢字源』も、羽を二度も三度も動かして飛ぶ稽古をする様から「重ねる」「ならう」の意となったとし、襲(かさねる)・摺(すり重ねる)など同系語との音義関係を説く。三家いずれも「反復」を本義の核とする点で一致し、後に「習慣」「風習」「学習」など、繰り返しによって身につく行為や慣れを広く指す字となった。命名では学びを積み重ねる勤勉さと、確かな技を会得する成熟を象徴する。
構成要素
羽+白(日)
STROKE ORDER
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MEANINGS
雛鳥が羽を繰り返し動かして飛ぶ稽古をする。
ならう、慣れる、習慣・学習。
★研鑽を重ね技を体得する誠実な学びの姿勢。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。