◆ 元の意味(古代)
心中の意を整えて発する言葉、祝詞
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KANJI ETYMOLOGY
shi
画数
12画
成り立ち
形声
部首
言(ごんべん)
分類
常用漢字
整えられたことば。歌詞・詩詞の「詞」。
ORIGIN
『説文解字』司部に「詞は意の内に在り、言の外に発するなり。司に従ひ言に従ふ」とあり、心中の意を言葉として外に発するものと定義する。形声+会意的解釈で、司(音符・つかさどる)と言(意符)の組合せ。白川静『字統』は、司は神事を司る役の意であり、もとは祝詞のごとき神に対することばを指したとする。藤堂明保『漢字源』は「司」に「すじ道を立てて整える」意を見出し、整然と組み立てられた言葉が「詞」であるとする。中国文学史では宋代に隆盛した韻文形式「詞(ツー)」を指し、楽曲に合わせて作られた歌詞の意で発達した。諸橋『大漢和』は語詞・歌詞・品詞など熟語を多数掲載。日本では「祝詞(のりと)」「歌詞」「形容詞」のように、形を整えた言葉全般を表す高雅な字として用いられる。
構成要素
言(意符・ことば)+司(音符・つかさどり整える)
STROKE ORDER
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MEANINGS
心中の意を整えて発する言葉、祝詞
ことば、歌詞、品詞、詞章
美しく整った言葉を紡ぎ、人の心を動かす表現者に。詩才と誠実な言葉を願う名。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。