◆ 元の意味(古代)
言葉によって戒め、危険を知らせる。
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KANJI ETYMOLOGY
kei
画数
19画
成り立ち
形声
部首
ごんべん
分類
常用漢字
言葉で人を戒め、危険から守る字。
ORIGIN
警は言を意符、敬を音符兼意符として加えた会意兼形声字である。許慎の『説文解字』言部には「警、戒也。从言敬、敬亦聲」とあり、敬の意を含みつつ言葉によって人を戒めることが原義として示される。敬はもと「苟」と「攴」から成り、神前にひざまずき身を引き締める姿を表す字で、警はそこに言を加えて、声に出して戒め、覚醒させる行為を表す。白川静の『字統』では、敬の苟は犬の頭を象った形に由来し、犬がさっと身を引き締めて警戒する姿が「警」「敬」共通の根にあるとする。すなわち警には、犬が鋭く周囲を察知するような動物的な警戒の感覚が込められている。藤堂明保の『漢字源』においては、警は「敬」と同系で「ピンと張りつめて緩めない」音象徴を持ち、人の心や注意を引き締める意を含むとする。古代中国では夜警の制度が早くから整い、警鐘・警邏・警告などの語が広く用いられた。近代以降は「警察」「警備」「警報」などの語に組み込まれ、社会の安全を担う職務名となっている。名に用いれば、危険を察し、人を守り導く聡明さと正義感を願う字である。
構成要素
敬+言
STROKE ORDER
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MEANINGS
言葉によって戒め、危険を知らせる。
いましめる、用心する、守る、警察関係の語。
★聡明で危険を察知し、人を守り導く強さを願う字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。