◆ 元の意味(古代)
前へ進む、登る。
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KANJI ETYMOLOGY
shin
画数
11画
成り立ち
会意
部首
しんにょう
分類
常用漢字
前へ、ただひたすらに。
ORIGIN
『説文解字』に「進、登也。从辵、閵省聲」とあり、もと「のぼる・前へすすむ」を本義とする字である。許慎は形声と解するが、白川静『字統』はこれを会意と見て、辶(ゆく)に隹(とり)を組み合わせ、鳥が低きより高きへ飛び上がるさまを以て「前進・上進」の意を寓したものと説く。鳥は後退することなく、ただ前へと飛び去る。古代人はその姿を捉え、人の進路もまたかくあるべしとした。藤堂明保『漢字源』は進を「シン(tjien)」音に括り、申・伸・身などと同族にして「まっすぐに伸びる」「前方へ突き出す」共通義を見いだす。金文では戦士が前線へ赴く意に用いられ、後に「すすめる(薦進)」「進歩」「進士」と義域を拡げた。命名においては、退かず屈せず未来へ歩む不撓の志、向上心、そして時代の先端を切り拓く先見性を象徴する。男子名に古来より頻用される雄渾の佳字である。
構成要素
辶+隹
STROKE ORDER
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MEANINGS
前へ進む、登る。
進む、進める、進歩。
★退かぬ向上心と、未来を切り拓く先見の覇気。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。