『字画診断』は名前部分の画数だけを見る簡易診断で、姓名判断(五格)のサブセットです。赤ちゃんの命名で候補を素早く絞りたいときに重宝しますが、画数を誤ると結果が逆転します。この記事では字画診断の基本手順と、多くの人が間違える漢字20例を画数表とあわせて整理します。
字画診断と姓名判断の違い
字画診断は『名前(下の名前)の画数合計』だけを見ます。姓名判断は天格・人格・地格・外格・総格の五格で多角的に読みます。
命名候補を10個から3個に絞るような素早い比較には字画診断が便利。最終判断では姓名判断に切り替えるのが定石です。
字画診断のやり方 — 4ステップ
字画診断自体は非常にシンプルです。4ステップで完了します。
間違えやすい漢字20例 — 正しい画数表
書き順で数えると間違える漢字の代表例です。熊崎式の康熙字典体ベースの正解を列挙します。
- さんずい(氵)3画ではなく4画(本来の『水』として数える)。
- くさかんむり(艹)3画ではなく6画(本来の『艸』)。
- しんにょう(辶)3画ではなく7画(『辵』)。
- こざとへん(阝左)3画ではなく8画(『阜』)。
- おおざと(阝右)3画ではなく7画(『邑』)。
- 月(にくづき)4画(身体に関する字では肉=6画で数える流派も)。
- 沢(新)/澤(旧)新7画/旧16画。熊崎式は16画。
- 国(新)/國(旧)新8画/旧11画。
- 広(新)/廣(旧)新5画/旧15画。
- 学(新)/學(旧)新8画/旧16画。
- 実(新)/實(旧)新8画/旧14画。
- 恵(新)/惠(旧)新10画/旧12画。
- 桜(新)/櫻(旧)新10画/旧21画。
- 万(新)/萬(旧)新3画/旧15画。
- 竜(新)/龍(旧)新10画/旧16画。
- 斉(新)/齊(旧)新8画/旧14画。
- 涼熊崎式で12画(さんずいを4画で数える)。
- 優17画。にんべん2+憂15。
- 輝15画。光6+軍9。
- 陽12画(こざとへん=8+昜4ではなく、新字で12)。
字画診断に潜む落とし穴
字画診断だけで名前を決めると、外格や人格の凶を見落とします。一文字だけが強烈に良い名前でも、苗字との組み合わせで総格が凶に転ぶことは珍しくありません。
特に二文字名では、地格・総格は良くても人格(姓の最後+名の最初)が凶になるケースが約30%あります。字画診断で通ったら必ず五格でダブルチェックしましょう。
字画診断のおすすめ活用場面
字画診断が最も力を発揮するのは、次の3場面です。
- 命名候補の一次スクリーニング50候補から10候補に絞る段階で便利。
- 改名を検討する比較段階既存名vs候補名の画数だけで仮比較。
- ペンネーム・屋号の仮検討姓が無い場合は字画診断そのものが最終判断になる。
