姓名判断で最も質問が多いのが「旧字体と新字体どちらで数えるか」です。流派によって異なり、同じ名前でも画数が変わります。本記事では主要流派のルールと実務的判断基準を解説します。
結論:熊崎式は旧字体、戸籍運用は新字体
熊崎式(主流派)は旧字体(康熙字典体)で画数を数えるのが正統です。例えば「沢」は新字体7画、旧字体「澤」は16画で、9画の差が生じます。
一方、戸籍上の実用では新字体で数えるサイトも多く、流派により結果が異なります。
流派別の数え方ルール
主要3流派の画数カウントルールを整理します。
- 熊崎式旧字体(康熙字典体)で数える。澤=16、濱=18、禮=18など。
- 新字体派戸籍の字で数える。沢=7、浜=10、礼=5など。
- 折衷派常用漢字は新字体、人名漢字は旧字体で数える。
代表的な字の画数差一覧
画数が大きく変わる代表的な字を一覧でまとめます。
どちらを採用すべきか
命名・改名の実務では、熊崎式に従い旧字体で数えるのが一般的です。理由は1929年の理論確立時が旧字体を前提にしており、吉数パターンも旧字体ベースで設計されているためです。
ただし現代の戸籍は新字体を使うため、戸籍提出用の実用面では新字体の字形を使います。姓名判断の計算と戸籍の字形は別物と理解してください。
実務フロー
命名時の画数計算実務の標準手順です。
- ①候補決定候補の名前を決める(戸籍使用字で)。
- ②旧字体確認旧字体の画数を調べる(康熙字典・姓名判断サイト)。
- ③五格計算五格を計算(熊崎式)。
- ④吉数判定吉数か判定。
- ⑤戸籍届出戸籍届出は新字体で行う。
姓名判断大全の監修者(筆名)。占いを個人の主観や霊感ではなく、出典に基づく統計的・体系的な情報として扱う立場から、熊崎式五格剖象法を基軸に、説文解字・字統(白川静)・漢字源(藤堂明保)など字書の一次資料を引用した字源解説と全記事の監修を担う。流派により解釈が分かれる点は断定せず明示し、最終的な決定権は常にご本人・ご家族にあるという方針を貫く。
