紫微斗数の12宮は、人生を12の領域に分けて運勢を読む構造です。命宮・兄弟宮・夫妻宮・子女宮・財帛宮・疾厄宮・遷移宮・奴僕宮・官禄宮・田宅宮・福徳宮・父母宮の12宮それぞれに14主星と補助星が配置され、領域別の運勢を解読するのが基本的な流れとされます。本記事では各宮の意味を、古典『紫微斗数全書』の範囲で中立的に紹介します。
12宮の意味
12宮は人生の主要な領域を網羅する構造です。各宮の名称と象意は次の通りとされます。
- 命宮本人の人格と人生の中心。最も重要な宮。
- 兄弟宮兄弟姉妹・友人との関係。
- 夫妻宮結婚・配偶者の傾向。
- 子女宮子供との関係。創造性。
- 財帛宮金銭運・財運。
- 疾厄宮健康・病気のリスク。
- 遷移宮移動・旅行・対外活動。
- 奴僕宮部下・社交関係。
- 官禄宮仕事・キャリア・社会的地位。
- 田宅宮住居・不動産・家庭環境。
- 福徳宮精神性・趣味・晩年運。
- 父母宮両親・目上との関係。
12宮の読み方
12宮の読み方は、各宮に配置される主星と補助星の組み合わせから領域別の運勢を解読するのが基本です。たとえば財帛宮に武曲星があれば財運に実行力が宿る、夫妻宮に貪狼星があれば配偶者運に変化が多い、というように読みます。
ただしこれらは「傾向」であって決定ではなく、本人の選択と環境で実際の出方は大きく異なるという前提が一般的な解説書で繰り返されています。
姓名判断大全の監修者(筆名)。占いを個人の主観や霊感ではなく、出典に基づく統計的・体系的な情報として扱う立場から、熊崎式五格剖象法を基軸に、説文解字・字統(白川静)・漢字源(藤堂明保)など字書の一次資料を引用した字源解説と全記事の監修を担う。流派により解釈が分かれる点は断定せず明示し、最終的な決定権は常にご本人・ご家族にあるという方針を貫く。
