◆ 元の意味(古代)
墓室・廟の平面図、王に次ぐ祭祀官
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KANJI ETYMOLOGY
a
画数
7画
成り立ち
象形
部首
二
分類
常用漢字
墓室の平面図を象る象形。旧字は亞。次席・連なるの意。
ORIGIN
旧字「亞」は『説文解字』に「亞、醜也。象人局背之形」とあり、背を屈めた人の姿で「みにくい」を本義とするが、これは後世の付会とされる。甲骨文・金文の「亞」は十字形を持つ墓室・廟堂の平面図を真上から描いた象形で、殷代の高位祭祀官「亞」の称号にも用いられた。白川静『字統』はこれを王陵の四出構造(亞字形墓)と関連づけ、王に次ぐ地位を示す祭祀官名「亞」が「次ぐ・準ずる」の意に転じたと解する。落合淳思も甲骨学の知見から、亞は殷王朝の高官の身分標識であり、王=一に次ぐ二位の象徴であったと述べる。『漢字源』は「並ぶ」「次ぐ」を核義に置き、「亜聖(亜聖=孟子)」「亜流」「亜熱帯」など現代語の用例を解説。明治期に「亜細亜(アジア)」の音訳に採用されて以降、雄大な大陸のイメージを獲得した。新字「亜」は1949年当用漢字で字画を整理した形となり、現代の人名でも好まれる。
構成要素
亞(廟堂・墓室の平面)の象形
STROKE ORDER
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MEANINGS
墓室・廟の平面図、王に次ぐ祭祀官
つぐ、ならぶ、次席、亜細亜
★大陸のごとく雄大で人に次いで支える徳のある子に
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。