◆ 元の意味(古代)
街道の宿駅
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KANJI ETYMOLOGY
tei
画数
9画
成り立ち
形声
部首
亠
分類
常用漢字
宿駅・休憩所の建物。「高」と「丁」の形声。
ORIGIN
金文・小篆に見える比較的新しい字で、甲骨文には未見。『説文解字』巻五下に「亭は民の安定する所なり。高省、丁声」とあり、「高」の省略形を意符、「丁」を音符とする形声字とする。白川静『字統』、藤堂明保『漢字源』もこの解析を採る。本義は秦漢時代に整備された街道沿いの宿駅で、十里ごとに「亭」が置かれ、旅人を泊め、また治安維持の機能も担った。漢の高祖劉邦が泗水の亭長から身を起こした故事は名高い。後に庭園や景勝地に建てる眺望用の小建築(あずまや・四阿)の意に転じ、日本でも料亭・茶亭・寄席亭号など雅趣ある建物・屋号に広く用いられる。『大漢和辞典』は宿駅・あずまや・とどまる・正しいの諸義を挙げる。「丁」音から「ちょうど・まっすぐに整う」意も派生し、「亭々(ていてい)」と畳語で「すらりと高く立つ姿」を表す。人名では落ち着きと風雅を象徴する。
構成要素
高(省略形) + 丁(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
街道の宿駅
あずまや、休憩所、料亭、すらりと立つ
★すらりと品ある立ち姿、人を迎え入れる温かさ、風雅な落ち着き
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。