◆ 元の意味(古代)
口で訊ねる、神意を占い問う。
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KANJI ETYMOLOGY
mon
画数
11画
成り立ち
形声
部首
口(くち)
分類
常用漢字
門(音符)+口で、口で問いかける字。質問・問答の意。
ORIGIN
『説文解字』に「問は訊なり。口に従ひ、門聲」とあり、口を意符、門を音符とする形声字。本来は「口で訊ねる」意で、相手に向かって声をかけて答えを求める動作を表す。白川静『字統』は、門は神を祀る聖域の入口で、その門前で神意を問う占卜の所作を原義とし、後に一般的な「とう・たずねる」の意に転じたと解する。藤堂明保『漢字源』は、門と口の組み合わせから、門口で言葉を交わす意とし、「問答」「問安(安否を問う)」「学問(学んで問う)」など、知を求め交流する語に広く展開したと説く。日本でも問屋・問診など多用される基本字。
構成要素
門(音符モン)+口(意符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
口で訊ねる、神意を占い問う。
とう、たずねる、問題、質問、訪問。
★探究心と対話力を象徴し、学問を志す向学の字。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。