◆ 元の意味(古代)
家畜を囲う柵、範囲
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KANJI ETYMOLOGY
ken
画数
12画
成り立ち
形声
部首
囗(くにがまえ)
分類
常用漢字
旧字は圈。囗(かこい)に巻(まく)を組み合わせた形声字。範囲・領域・サークルの意。
ORIGIN
新字「圏」は旧字「圈」の卷を巻に簡略化した字で、1949年当用漢字字体表で採用された。『説文解字』の「圈、養畜之閑なり」の解説どおり、本義は家畜を囲う柵で、囗を意符、卷(ケン)を声符とする形声字。卷は身を屈めて巻きこむ姿で「まく」「めぐる」の意を含み、圏は「丸く取り巻いた領域」を表す。白川静『字統』は古代の牧場の柵から、人が活動する範囲・社会的領域へと意味が拡張したとする。現代日本語では「首都圏」「経済圏」「圏外」「成層圏」など、地理・社会・科学の各分野で広く用いられる現代性の高い字。名前に用いれば、活動領域を広げ世界へ羽ばたく意を込められる。
構成要素
囗(かこい)+巻(まく)
STROKE ORDER
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MEANINGS
家畜を囲う柵、範囲
かこい、範囲、領域、圏内、サークル
★広い世界を視野に収める器量。自分の世界を築き、周囲を惹きつける磁力を宿す。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。