◆ 元の意味(古代)
区画された街区、僧房。
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KANJI ETYMOLOGY
bou
画数
7画
成り立ち
形声
部首
土(つち)
分類
常用漢字
土と方の組合せ。四角く区画された街区、寺の僧房を表す。
ORIGIN
『說文解字』新附に「坊、邑里之名。从土、方聲」とあり、土を意符、方(ホウ)を声符とする形声文字である。方は両端に取手のある耒(すき)の象形とも、舟を並べた象形ともされ、「四角・並べる」のイメージを含む。古代中国の都市は碁盤目状に区画され、その一区画を「坊」と称した。長安の街区が「百八坊」と謳われたように、坊は都市計画の基本単位であった。『字統』白川静は、方の「四方・区画」の意に土を加え、土塀で囲まれた街区を表す字と解する。『漢字源』藤堂明保は、方の「四角」のイメージに土を加え、土で区切られた居住区を意味する形声字とする。後に仏教伝来後、僧侶の住居(僧房)を「坊」と呼ぶようになり、転じて子ども・少年への愛称(赤ん坊・坊や)にも用いられた。日本では「坊主」「坊ちゃん」など親しみのある語感を持ち、人名としては愛称的に男児に用いられることがある。
構成要素
土 + 方(四角)
STROKE ORDER
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MEANINGS
区画された街区、僧房。
まち、寺、僧房、男の子の愛称。
★親しみやすく、地域に根ざした温かな人柄。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。