◆ 元の意味(古代)
母が子を慈しむ。美しい、好ましい、愛しい。
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KANJI ETYMOLOGY
kou
画数
6画
成り立ち
会意
部首
女(おんなへん)
分類
常用漢字
母が子を慈しみ抱く姿から、好ましい・愛しい意を表す字。
ORIGIN
『説文解字』に「美なり。从女子」とあり、女と子を組み合わせて美しい・好ましいの意を表す会意字。『字統』白川静は、母が子を抱き慈しむ姿を象り、親愛・美麗・善良の意を導いたとし、人間の最も根源的な愛情の表現と説く。『漢字源』では、「女」と「子」が並び立つ姿が好ましく美しいことから、好む・愛する・よいの意になったとし、「友好」「好意」「同好」の用例を示す。中国古典『詩経』に「窈窕淑女、君子好逑(ようちょうたるしゅくじょは、くんしのこうきゅう)」とあり、淑女を君子のよき配偶者と讃える句が有名。日本では「好子(よしこ)」「美好(みよし)」「好美(よしみ)」など、女児名・男児名問わず、親しみと美しさを表す字として古来人気が高い。
構成要素
女+子
STROKE ORDER
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MEANINGS
母が子を慈しむ。美しい、好ましい、愛しい。
このむ、すく、よい、親しい、美しい。
★人に愛され親しまれる美徳と、人を慈しむ心の温かさを象徴する字。穏やかで人望ある人物を願う命名に最適。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。