◆ 元の意味(古代)
女性が子を宿す、みごもる。
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KANJI ETYMOLOGY
nin
画数
7画
成り立ち
形声
部首
女(おんなへん)
分類
常用漢字
女性が新しい生命を宿すこと、生命の始まりを表す字。
ORIGIN
『説文解字』に「孕なり。从女壬聲」とあり、「女」を意符、「壬(ジン)」を音符とする形声字。「壬」は糸巻きや機織具を象り、中に物を含む形を示し、女性の身に新しい生命を宿すさまを表す。『字統』白川静は、「妊」が「孕(はらむ)」と同義で、母胎に子を宿す神聖な状態を示すとし、古代では妊娠を神霊の宿りとして畏敬の念を持って捉えたと説く。『漢字源』では、「妊娠」「懐妊」など、生命を宿す重要な生理状態を示す語として用いられるとする。中国古典『書経』に「妊姒」など、徳ある女性が偉大な子を宿した故事も伝えられ、生命の連続性と母性の尊さを象徴する字。日常用語としての性質が強く、命名には用いられにくい。
構成要素
女+壬
STROKE ORDER
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MEANINGS
女性が子を宿す、みごもる。
はらむ、みごもる、妊娠する。
★母性と生命の継承を象徴するが、医学用語としての性質が強く命名には用いられない。生命の尊さを学ぶ字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。