◆ 元の意味(古代)
数量がわずかである、細かい粒
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KANJI ETYMOLOGY
shou
画数
4画
成り立ち
指事
部首
小(しょう)
分類
常用漢字
若く瑞々しい未完成の美。可能性を秘めた字
ORIGIN
『説文解字』小部に「少は不多なり。小に従ひ、丿に声す」とある。許慎は形声に近い説を採るが、現代の古文字学では指事字とされる。甲骨文・金文では小に一画を加えた形で、小の意を強調し「数量が少ない」ことを示す字として成立した。白川静『字統』は、少を「小と同源で、もとは細かな粒を表したが、後に量の少なさへと意味が分化した」と述べ、さらに少が「年若い・未熟」の意を派生したのは、若年は人生経験が少ないという連想からとする。藤堂明保『漢字源』は、声符的要素として「小」を含み、語族「ショウ・サイ=細く小さく削る」に属するとし、削(けずって少なくする)・抄(すくいとる)などと同系とする。古典では『論語』『孟子』に「少年」「少時」の語が見え、若さを表す用法が早くから定着していた。日本では「少し」「少なし」と訓じ、奥ゆかしさや控えめな美徳を表す字として、また「少女・少年」のように若々しさを表す字として広く用いられる。
構成要素
小(小さい)+丿(指事・少しを強調する画)
STROKE ORDER
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MEANINGS
数量がわずかである、細かい粒
すくない、わかい、すこし
若々しく瑞々しい、控えめで奥ゆかしい
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。