◆ 元の意味(古代)
連なるものを順に数え上げる
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KANJI ETYMOLOGY
su
画数
13画
成り立ち
形声
部首
攵(ぼくづくり)
分類
常用漢字
婁と攵から成る形声字。物を数え秩序立てる知性を象徴する。
ORIGIN
『説文解字』攴部に「數は計なり、攴に从ひ婁の声」と記される。許慎は「計算する」を本義と捉え、攵(手にしたものを動かす動作)と婁(連なる・繋がる)の組み合わせで、連続するものを順に手で数え上げる動作を象形的に示すと解する。白川静『字統』はさらに踏み込み、「婁」を女性が髪を高く結い上げて飾る象とし、これを攵で整え数える儀礼的所作から「かぞえる」の意に転じたと説く。すなわち単なる算術ではなく、物事を順序立てて把握する知的営為が原義に含まれている。藤堂明保『漢字源』は同源語として「縷(細かく連なる糸)」「屢(しばしば)」を挙げ、「細かく連続する」がこの字群の核心義であるとする。古典では『論語』為政「君子博学於文、約之以礼」の朱子注に「数」の語が頻出し、『易経』繋辞伝の「極数知来之謂占」は数によって未来を知るという東洋的な数理思想を示す。また『荘子』天道篇「数度相応」は天地の運行を数で捉える思考である。日本ではしばしば「すう」「かず」の読みで男女名に用いられ、聡明で物事の道理を見極める知性、調和と秩序を尊ぶ品性を象徴する字として愛好される。
構成要素
婁(連なる)+攵(動作)
STROKE ORDER
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MEANINGS
連なるものを順に数え上げる
かず、かぞえる、しばしば、運命
聡明で道理を見極め、秩序ある人生を願う字
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。