◆ 元の意味(古代)
竹で作る管楽器、ふえ
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KANJI ETYMOLOGY
teki
画数
11画
成り立ち
形声
部首
竹(たけかんむり)
分類
常用漢字
竹より生まれる清音。風と心を繋ぐ笛の一字。
ORIGIN
『説文解字』竹部に「笛、七孔の筩なり。羌の笛三孔」とあり、竹で作られた管楽器を本義とする。形声で意符は竹、声符は由(ユウ・テキ)。由は瓢(ひさご)から液が湧き出る形ともされ、白川静『字統』は由の声に「中空から音や気が立ち上る」イメージを読み、笛は「中空の竹より音の生ずる楽器」と説く。藤堂明保『漢字源』は由を「中空を貫いて抜け出る」声と解し、息が筒を通って音となる楽器の本質を捉える。古代中国では羌(西方民族)の三孔笛と中原の七孔笛があり、『風俗通義』は黄帝の時代に伶倫が嶰谷の竹を切って律管を作ったと伝える。横笛(曲笛・梆笛)と縦笛(簫)に分かれ、日本へは雅楽とともに龍笛・神楽笛・能管などが伝わった。『古事記』『日本書紀』にも笛の記述があり、源博雅・平敦盛など名手の逸話で知られる。
構成要素
竹(材質)+由(声符・中空から抜け出る)
STROKE ORDER
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MEANINGS
竹で作る管楽器、ふえ
ふえ、笛の音、合図
澄んだ音色で人の心を慰め、自然や仲間との調和を奏でる人に。一本の竹のようにまっすぐで、清涼な感性を持つように願って。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。