◆ 元の意味(古代)
衆人が共に声を合わせて人の徳を称え挙げること。
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KANJI ETYMOLOGY
yo
画数
13画
成り立ち
形声
部首
ごんべん
分類
常用漢字
ほまれ、名誉、ほめる。世に称賛されること。
ORIGIN
「誉」は旧字「譽」の略体で、言偏に「與」を組み合わせた形声文字である。許慎『説文解字』言部には「譽は稱なり。言に从ひ與聲」とあり、本義は「人を称え挙げる」「言葉を以て持ち上げる」ことを意味する。「與」は四方の手が共に物を捧げ持つ形で、衆人が一斉に物を担ぎ挙げる様を示す。それに言を加えた「譽」は、人々が共に声を揃えてその人の徳や功を讃え持ち上げる行為を表す。白川静『字統』はこれを「衆人による共同の称賛」と捉え、個人の自慢ではなく公的・集合的な評価としての名誉を示す字と解する。藤堂明保『漢字源』では、與の音ヨは「持ち上げる」「協力する」意の語族に属し、「譽」もその意を承けて、多くの人が手と声を合わせてその人を高く持ち上げる、すなわち公的な称賛を意味すると説く。古典『論語』や『書経』にも「譽」は徳行の証として用いられ、私的な誇りではなく、社会全体から認められる清らかな名声を示す。気品ある美徳の字である。
構成要素
言+與(与)
STROKE ORDER
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MEANINGS
衆人が共に声を合わせて人の徳を称え挙げること。
ほまれ。名誉。ほめる。誉望。
★名誉・誉れ高き人物、徳と功を備える吉祥字として人気。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。