◆ 元の意味(古代)
夜気が凝結してできる白い結晶
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KANJI ETYMOLOGY
sou
画数
17画
成り立ち
形声
部首
雨(あめかんむり)
分類
常用漢字
雨かんむりの下に相を置き、夜気の凝りて白く降りる結晶を表す。
ORIGIN
「霜」は雨を意符、相(ソウ)を音符とする形声文字。『説文解字』雨部に「霜、喪なり。物を成熟して殺すなり」と記し、霜が万物を枯らす厳しい働きを喪(うしなう)と通わせて訓詁する。藤堂明保『漢字源』はソウの音を「サラサラと細かく散らばる」意の系列(散・霰)に位置づけ、夜露が冷気で凝結して粒状に降りる現象を語源とする。白川静『字統』は相に「あい対する」意があり、地表と冷気が相うけて生ずる結晶として相を音符に選んだと説く。金文段階での字形は確認しづらいが、戦国〜秦代の篆書で雨+相の構造が確立した。詩経・小雅「兼葭」の「白露為霜」以来、霜は時の経過、人生の厳しさ、白髪の比喩として東洋文学に深く根を張る。日本でも『万葉集』に「夜霜」「初霜」が頻出し、清廉・無垢・凛とした美の象徴とされてきた。落合淳思は気象現象を表す字群(雪・霰・露・霧)の体系の一つと位置づける。
構成要素
雨(意符)+相(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
夜気が凝結してできる白い結晶
しも、年月、白髪のたとえ
凛として清らかな心と、霜のように透き通った美しさを持つ人に。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。