◆ 元の意味(古代)
夏の蒸し暑さ、太陽の熱気。
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KANJI ETYMOLOGY
sho
画数
12画
成り立ち
形声
部首
日(ひ)
分類
常用漢字
熱を煮るような夏の陽。盛んな生命力を映す字。
ORIGIN
「暑」は《説文解字・日部》に「暑は熱なり。日に従ひ者聲」と記される形声字である。意符の「日」は太陽、声符の「者」は「ショ」の音を担う。「者」は柴をかまどで煮る象形と解され、「煮」「諸」と通じて「煮立てる・蒸す」意を含む。許慎は「熱」を本義とし、白川静『字統』は、日光が地を煮るがごとく蒸し上げる夏の盛りを「暑」と表したとする。藤堂明保『漢字源』は同系に「煮」「署」を挙げ、共通義「熱気が中にこもる」を抽出する。すなわち、ただ「熱い」のではなく、湿気を伴って蒸すような熱気を指す。『詩経・小雅・四月』「四月維夏、六月徂暑」と歌われ、農事と天候を司る重要な季節語であった。日本では二十四節気の「小暑」「大暑」「処暑」、また「残暑見舞」「炎暑」「酷暑」「盛暑」など、夏の生活感を担う日常語として深く定着している。生命力旺盛な季節を象徴する字であり、名に用いる例は稀だが、熱気あふれる活力・盛んな気力を含意する。
構成要素
日(太陽)+者(声符・煮る)
STROKE ORDER
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MEANINGS
夏の蒸し暑さ、太陽の熱気。
あつい・夏の暑さ・熱気。
活力、情熱、生命力の盛り。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。