◆ 元の意味(古代)
身を伏せて休む、寝る。
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KANJI ETYMOLOGY
ga
画数
9画
成り立ち
会意
部首
しん
分類
—
臣が身を伏せ眠るさまを表し、休息と隠忍の徳を示す字。
ORIGIN
「臥」は「臣」と「人」を組み合わせた会意文字である。許慎『説文解字』に「臥は伏すなり、人と臣に従う、屈服の形に取る」とあり、人が身を屈めて伏す姿を字源とする。許慎は「臣」が伏目の象であることに基づき、人がその姿勢を取ることから「ふす」「ねる」の意を導いている。白川静『字統』は、「臥」を儀礼的に身を伏せて休む形と捉え、単なる睡眠ではなく、神事や祭祀の前に身を清めて伏すという宗教的所作を反映していると説く。白川は『春秋左氏伝』『荘子』の用例を引き、「臥薪嘗胆」「高臥」など、隠忍・隠遁・志を秘める文脈で多用されることを指摘する。藤堂明保『漢字源』は「臥」を「人+臣(伏目)」の会意とし、人が目を伏せ横たわる姿から「ふせる・ねる・隠れて住む」の意が広がったと論じる。藤堂は中国古典における「臥龍」の語に注目し、諸葛孔明の故事に見られる「臥」が、雌伏してその時を待つ賢者の象徴であったことを述べる。命名にはあまり用いられないが、忍耐・沈思・雌伏の徳を含意する。
構成要素
人+臣
STROKE ORDER
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MEANINGS
身を伏せて休む、寝る。
ふせる。横になる。隠れ住む。
★命名にはほぼ使われない字。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。