◆ 元の意味(古代)
実をつけない美しい花、花房
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KANJI ETYMOLOGY
ei
画数
8画
成り立ち
形声
部首
艸(くさかんむり)
分類
常用漢字
実を結ばずとも美しく咲く花、抜きん出た才華の象徴。
ORIGIN
『説文解字』艸部に「英は艸の榮にして実ならざるものなり」とあり、花は咲いても実を結ばぬ艸の華をいう。字は形声で、艸(くさ)が意符、央(オウ)が声符である。藤堂明保『漢字源』は、央に「中央・抜きん出る」の含意があり、群花の中で際立って美しい花を表すと説く。白川静『字統』は央を頸枷の象形とみつつ、英は華中の華として「秀でる」義を派生したとする。金文では明確な用例が乏しく、戦国~秦漢の文献で「英華」「英才」のように比喩的用法が広がった。『詩経』『楚辞』にも美しき花の意で見え、後に『三国志』『世説新語』を経て「英傑」「英雄」と人物の卓越を讃える語が定着した。日本では古くから人名に好まれ、明治以降「英」「英雄」「英子」など男女問わず最頻出級の名乗り字となっている。
構成要素
艸(意符・草花)+央(声符・中央/秀でる)
STROKE ORDER
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MEANINGS
実をつけない美しい花、花房
すぐれている、優秀、英国
群を抜く才と気品をそなえ、花のように人々を魅了する存在になってほしいという願い。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。