国字(和製漢字)一覧|成り立ち・字源でわかる漢字
日本で独自に作られた漢字(国字)/全16字・名前に使える14字
国字(和製漢字)とは
中国から伝わったのではなく、日本で独自に作られた漢字。「峠」「榊」「辻」「畑」「凪」のように、和語や日本の事物を表すために主に会意の方法で生み出されたものとされ、六書には含まれない。
代表例:峠・榊・辻・畑・凪
※ 国字は日本で作られた漢字のため、中国由来の字書(『説文解字』など)には載らないものが多くあります。ここでの分類は当社が参照した字源研究に基づく一例です。
国字(和製漢字)の漢字と成り立ち
「匁」は日本で作られた国字(和製漢字)である。江戸時代に質量の単位「もんめ」を表す文字として考案された。「勹(つつみがま…
「凧」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「風」の略字形「几」と「巾(布)」を組み合わせた会意字として成立したとする…
「辻」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「辶(しんにょう)」と「十」を組み合わせた会意文字で、道が十字に交わる場所…
「凪」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「風」の字から「虫」の部分を省略し、「几(きにょう)」を残した形と見られ、…
「枠」は日本で作られた国字(和製漢字)である。意符「木」と「卆(そつ)」から成る会意文字で、木製の囲い・フレームを表す。…
「峠」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「山」と「上」と「下」を組み合わせた会意文字で、山道を登って頂上を越え、そ…
「栃」は日本で作られた国字(和製漢字)である。木偏に「万」を組み合わせた形で、トチノキ(橡、栃の木)という日本の落葉高木…
「畑」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「田」と「火」を組み合わせた会意文字で、火を入れて焼き払った耕地、すなわち…
「畠」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「田」と「火」を組み合わせた会意文字で、焼畑農法を表すとされる。すなわち、…
「椛」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「木」偏に「花」の略体を組み合わせた会意的な構造を持つ。秋に紅葉する楓(カ…
「雫」は日本で作られた国字(和製漢字)である。部首「雨」の下に「下」を配して、雨が下に落ちる様子、すなわち「しずく」を表…
「働」は日本で作られた国字(和製漢字)である。意符「人(にんべん)」と「動」を組み合わせた会意文字で、人が動くこと、すな…
「榊」は日本で作られた国字(和製漢字)である。「木」偏に「神」を組み合わせた会意文字で、神事に用いる木を表す。サカキ(C…
「樫」は日本で作られた国字(和製漢字)である。木偏に「堅」を組み合わせた会意文字で、材質が堅い樹木であるカシ(樫)を表す…
「鯵」は日本で作られた国字(和製漢字)である。魚偏に「参」を組み合わせた形声的な構造を持つが、中国の古典には見られない。…
「鰤」は日本で作られた国字(和製漢字)である。魚偏に「師」を組み合わせた形で、ブリという魚を表すために創作された。ブリは…
国字(和製漢字) 全16字(画数順)
名前に使える字(常用・人名用)/ 表外字(原則 名前不可)
気になる漢字が見つかったら、意味・字源・名付けの願いを漢字辞典で確かめてみましょう。
ほかの成り立ち
よくある質問
国字(和製漢字)とは何ですか?
中国から伝わったのではなく、日本で独自に作られた漢字。「峠」「榊」「辻」「畑」「凪」のように、和語や日本の事物を表すために主に会意の方法で生み出されたものとされ、六書には含まれない。日本で独自に作られた漢字で、中国伝来の六書には含まれません。
国字(和製漢字)にはどんな漢字がありますか?
本ページでは当社収録分のうち国字(和製漢字)に分類される16字を画数順に掲載しています。代表例として「峠」「榊」「辻」「畑」「凪」などが挙げられます。このうち戸籍法上で名前に使える常用・人名用漢字は14字です。
字源の説明は一つに定まっていますか?
同じ漢字でも字書や研究者によって成り立ちの解釈が分かれることがあります。本サイトでは『説文解字』や白川静『字統』などをふまえた代表的な見方を紹介し、諸説あるものは一説として扱っています。