会意文字一覧|成り立ち・字源でわかる漢字
六書の会意に分類される漢字/全356字・名前に使える354字
会意文字とは
二つ以上の漢字(部品)を組み合わせ、その意味を合わせて新しい意味を表した文字。「林」(木+木)、「明」(日+月)などが代表例とされる。
代表例:林・明・森・信・休
※ 同じ漢字でも字書によって成り立ちの分類が分かれることがあり、ここでの分類は当社が参照した字源研究に基づく一例です。典拠:許慎『説文解字』/白川静『字統』。
会意文字の漢字と成り立ち
「引」は「弓」と「|(縦線)」から成る会意文字である。弓の弦を手前に引き寄せる動作を象形的に表したもので、基本義は「ひく…
「元」は「二」と「儿(ひと)」を組み合わせた会意文字とされる。上部の「二」は頭部を示し、下部の「儿」は人の形を表す。人の…
「公」は「八(わける)」と「厶(し・私)」を組み合わせた会意文字とする説がある。「厶」は個人的なもの・私的なものを表し、…
「孔」は「子」と「乚(いん、曲がる)」から成る会意文字とされる。子供の頭蓋骨にある柔らかい部分(泉門)を表すという説が有…
「支」の字源には複数の説がある。一説には、手に枝または竹を持つ形を表した会意字とされる。『説文解字』では「去るなり。手に…
「仁」は「人(イ・にんべん)」と「二」から成る会意文字である。「二」は数字ではなく、人と人との間にある関係性や、複数の人…
「双」の旧字体「雙」は、二羽の鳥を手で持つ様子を表した会意文字とされる。古代中国では二羽一対の鳥(特に雉)を捕えることが…
「反」は「厂(崖・がけ)」と「又(右手)」を組み合わせた会意文字とされる。崖のそばで手をひるがえす様子、あるいは手で物を…
「分」は「八(左右に分かれる)」と「刀」を組み合わせた会意文字である。刀で物を二つに切り分ける様子を表し、「わける」「わ…
「友」は会意文字であり、右手を表す「又(ゆう)」を二つ重ねた形から成る。二つの右手が向かい合い、手を取り合う様子を象形し…
「右」は「又(手)」と「口」から成る会意文字である。古代中国では神への誓いを立てる際、右手で口を覆う動作を行ったことから…
「可」は「口」と音を表す記号から成る会意文字とされる。古典文献では「許す」「認める」「よろしい」という肯定・承認の意を表…
「刊」は「干(かん:垣根・防ぐの意)」と「刀(かたな)」を組み合わせた会意文字とされる。刀で削り取る、不要な部分を取り除…
「叫」は「口」と「丩(キョウ)」から成る会意文字とされる。「丩」は糸や縄を交差させる形を表し、絡み合う・交錯するの意を持…
「句」は「口」と「勹(つつむ)」から成る会意字とされる。口から発せられた言葉が一つのまとまりに区切られる様子を表すとする…
「古」は「十」と「口」を組み合わせた会意文字である。「十」は多くの世代を重ねた年月を、「口」は言い伝え・伝承を表すとされ…
「巧」は「工」と「丂(音符)」から成る字とされる。「工」は大工道具の曲尺や定規を表す象形で、技術・細工を意味する。「丂」…
「左」は「工」と「𠂇(左手)」を組み合わせた会意文字とされる。甲骨文字や金文では、左手で道具(工)を持つ形を象形したも…
「札」は「木」と「乙」から成る会意文字とされる。「木」は樹木・木片を、「乙」は曲がる・屈折する様を表すとされ、木を削って…
「仕」は「人(亻)」と「士」から成る会意文字とされる。「士」は元来「成人男子・武士・学者」などを意味し、「人」を添えるこ…
「史」の字源については諸説ある。甲骨文字では「又(右手)」と「中(竹簡や木簡を束ねる様)」を組み合わせた形とされ、記録を…
「囚」は「囗(かこい)」と「人」を組み合わせた会意文字である。人を囲いの中に閉じ込めた状態を表し、「とらえる」「とらわれ…
「尻」は「尸(しかばね、あるいは体の意)」と「九(きゅう、つきる・終わりの意)」から成る会意字とされる。体の終わり・末端…
「正」の字源については諸説ある。一般的には「止(あし)」と「一(目標・基準を示す横線)」を組み合わせた会意文字とされ、あ…
会意文字 全356字(画数順)
19画
20画
29画
名前に使える字(常用・人名用)/ 表外字(原則 名前不可)
気になる漢字が見つかったら、意味・字源・名付けの願いを漢字辞典で確かめてみましょう。
ほかの成り立ち
よくある質問
会意文字とは何ですか?
二つ以上の漢字(部品)を組み合わせ、その意味を合わせて新しい意味を表した文字。「林」(木+木)、「明」(日+月)などが代表例とされる。六書という漢字の成り立ちの分類の一つで、後漢の許慎『説文解字』が体系化したものとされています。
会意文字にはどんな漢字がありますか?
本ページでは当社収録分のうち会意文字に分類される356字を画数順に掲載しています。代表例として「林」「明」「森」「信」「休」などが挙げられます。このうち戸籍法上で名前に使える常用・人名用漢字は354字です。
字源の説明は一つに定まっていますか?
同じ漢字でも字書や研究者によって成り立ちの解釈が分かれることがあります。本サイトでは『説文解字』や白川静『字統』などをふまえた代表的な見方を紹介し、諸説あるものは一説として扱っています。