形声文字一覧|成り立ち・字源でわかる漢字
六書の形声に分類される漢字/全1629字・名前に使える1591字
形声文字とは
意味を表す部分(意符)と、音を表す部分(音符)を組み合わせた文字。漢字の大半を占めるとされ、「河」「銅」「清」などが該当する。
代表例:河・銅・清・晴・持
※ 同じ漢字でも字書によって成り立ちの分類が分かれることがあり、ここでの分類は当社が参照した字源研究に基づく一例です。典拠:許慎『説文解字』/白川静『字統』。
形声文字の漢字と成り立ち
「功」は意符「力」と音符「工(コウ)」から成る形声字である。「工」は工作・製作を意味し、「力」は筋力・努力を表す。両者を…
「弘」は意符「弓」と音符「厶」から成る形声字である。字形の解釈には諸説あり、『説文解字』では「弓の強きなり」として弓が強…
「汁」は意符「水(氵)」と音符「十」から成る形声字である。「十」は音符として機能し、液体が集まる・満ちるという意を添える…
「処」は旧字体「處」の略字である。「處」は意符「虍(とら)」と音符「夂(すいにょう・足の動作)」から成る形声字とされる。…
「他」は意符「人(亻)」と音符「也(ヤ)」から成る形声字である。音符の「也」は上古音で*laj とされ、「タ」の音を表す…
「汀」は意符「水(さんずい)」と音符「丁(テイ)」から成る形声字である。水辺の平らな場所、すなわち水際・渚を意味する。「…
「氾」は意符「水(氵)」と音符「㔾(ハン)」から成る形声字である。水が広く溢れ出る様子を表す。「氾濫」という熟語に見られ…
「伊」は意符「人(亻)」と音符「尹(イン)」から成る形声字である。音符「尹」は「手に杖を持つ」姿を表すとされ、転じて「治…
「宇」は意符「宀(うかんむり)」と音符「于(ウ)」から成る形声字である。「宀」は屋根を表し、「于」は音符として機能する。…
「迂」は意符「辵(しんにょう)」と音符「于(ウ)」から成る形声字である。「辵」は道を行くこと・進むことを表し、「于」は音…
「汗」は意符「水(さんずい)」と音符「干(カン)」から成る形声字である。水に関連する事物であることを示す「水」と、音を表…
「吸」は意符「口」と音符「及」から成る形声字である。「及」は手が届く、追いつくの意を持ち、「口」と合わせることで、口で息…
【事前収集データ】に字源情報が含まれていないため詳細不明。一般に「朽」は意符「木」と音符「丂(キュウ)」から成る形声字と…
「仰」は人偏(にんべん)と音符「卬」から成る会意形声字である。「卬」は頭を上に向ける様を表すとされ、人偏と組み合わせるこ…
「江」は水を表す意符「水(氵)」と音を表す音符「工(コウ)」から成る形声字である。古くは中国の長江(揚子江)を指す固有名…
「汐」は意符「水(氵)」と音符「夕」から成る形声字である。「夕」は夕方・日暮れを意味し、これに水を表す偏を加えることで、…
「巡」は意符「巛(川)」と音符「㔻」から成る形声字と考えられる。「巛」は川の流れを表し、音符部分は人が進む様を示すとされ…
「迅」は意符「辵(しんにょう)」と音符「卂(ジン)」から成る形声字である。「辵」は進む・移動することを表し、「卂」は音を…
「托」は意符「手(扌)」と音符「乇(タク)」から成る形声字である。手で物を支える、手のひらに載せる動作を表す。転じて「た…
「弛」は意符「弓」と音符「也(ヤ)」から成る形声字である。弓の弦が緩む様子を表し、転じて「ゆるむ」「ゆるめる」「たるむ」…
「池」は意符「水(氵)」と音符「也(ヤ)」から成る形声字である。音符「也」は『説文解字』では「長く伸びる」といった意味を…
「仲」は意符「人(亻)」と音符「中(チュウ)」から成る形声字である。「中」は「なか・中間」を意味し、人偏を加えることで「…
「吐」は意符「口」と音符「土(ト)」から成る形声字である。口から物を外に出す動作を表す。古典において「吐き出す」「口から…
「灯」は旧字「燈」の略字である。旧字「燈」は意符「火」と音符「登(トウ)」から成る形声字で、火を灯して明かりを得る器具を…
形声文字 全1629字(画数順)
8画
9画
10画
11画
12画
13画
14画
15画
16画
25画
名前に使える字(常用・人名用)/ 表外字(原則 名前不可)
気になる漢字が見つかったら、意味・字源・名付けの願いを漢字辞典で確かめてみましょう。
ほかの成り立ち
よくある質問
形声文字とは何ですか?
意味を表す部分(意符)と、音を表す部分(音符)を組み合わせた文字。漢字の大半を占めるとされ、「河」「銅」「清」などが該当する。六書という漢字の成り立ちの分類の一つで、後漢の許慎『説文解字』が体系化したものとされています。
形声文字にはどんな漢字がありますか?
本ページでは当社収録分のうち形声文字に分類される1629字を画数順に掲載しています。代表例として「河」「銅」「清」「晴」「持」などが挙げられます。このうち戸籍法上で名前に使える常用・人名用漢字は1591字です。
字源の説明は一つに定まっていますか?
同じ漢字でも字書や研究者によって成り立ちの解釈が分かれることがあります。本サイトでは『説文解字』や白川静『字統』などをふまえた代表的な見方を紹介し、諸説あるものは一説として扱っています。